地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業_2022令和4年度観光庁

伊豆市地域おこし協力隊としてここ最近取り組んでいること

何やらお堅い名前ですが、「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」とは令和4年度観光庁の補助金事業の名前です。(令和3年度は「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」という名前でほぼ同じ文脈の事業でした)

▶ ▶ ▶ 地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業

昨年伊豆市では「修善寺温泉」が名乗りを挙げこの事業の採択を受けました。最近修善寺温泉に行かれた方はお分かりになるかもしれませんが、温泉街が何か新しくなってる感じがしませんか?(するでしょ?ね?ね?)全部がとは言いませんが、観光に関わる事業者さんがひとつになって、エリアとしての問題点を解決したり、未来の為に発展していく為に、この補助金を使わせてもらうというものです。

ちなみに令和4年度のこの補助金は1000億円の予算です。宿泊施設さんにおいては(色々と条件はあれど)補助上限1億円(昨年度は2000万円だったのに!!?)まで出るよという多額の補助を受けられるというBIG事業です。(とはいえ宿泊施設さんの補助率は基本半分ですので、2億の工事だとしたら半分の1億が補助されるということになるので補助金と言えども簡単な話ではありません。)

そう、ここでのポイントは「エリア」ということ。単体の事業者さんへの補助金という位置づけではないんです。エリアの問題解決、今後発展していきたいことと連動している事業者さんの計画がなければ、この補助金は採択されないよというものになっております。

私の愛する湯ヶ島エリアは令和3年度は挑戦したかったようですが、色々あり申請せず。ついに令和4年度は挑戦しようということになって取り組み始めたのが2022年に入ってから。会議を進行するにあたって人選を考えていた時に光栄にもさとあやの名前が挙がりお声がかかりました。

会議を進めることの難しさはどこも同じだ

今回天城湯ヶ島エリアがこの補助金の話しを通そうとなった時、最初の会議で感じたことは、どこの会議でも感じることでした。きっとそれまでの人間関係があるので言いたいことが言い合えないような空気があるというか…。プラスの発言が出ても、ひとことのマイナスでプラスが一瞬にして吹き飛んでしまう、そんな空気。

でもそれでいいと思います。いつでもはじまりはここからだし、それこそが、今回の補助金の根幹にあることだなと思うので。「地域一体」というやつの入り口だって思うからです。地域一体をやるぞっていう気持ちさえもなければ、そんな悩みもないのだし。

最初の内さとあやはどうしても意識が「補助金欲しい」に向いてしまいました。お金さえあれば、この町は何とかなるんだと、まるで何かの熱に浮かされているようです。それくらいお金への執着があるなぁと会議に出ながら自分と向き合いました。

さとあやだけでなく、やはり「補助金欲しい」に会話の流れにいつのまにか向きを変えていく。それがお金という魔物だなということを痛感しながら会議を続けました。会議を続けていくことの意義はそういうことだと思っていて、そういう会議の中で「補助金欲しい」にまた意識が向いている自分と向き合って、「本当に向かいたい未来はなんだっけ?」「自分はこのエリアに対して何をするんだっけ?」を一歩一歩踏んでいく、そうやってエリアが一つになっていくのだと思います。

地元の三島信用金庫さん(通称さんしんさん)がとっても事業者さんに寄り添ってくれていて、なーんもわからないさとあやにも寄り添ってくれて、色々教えてくれてめっちゃ心強い。一体化の中には事業者さん以外にも金融機関さんはじめ、工事施工会社さん、観光協会さん、伊豆市、様々な人たちとのやりとりを通して一体化の範囲を広げて強固にしていくんだということも日々感じています。

そして我々天城湯ヶ島エリアは第一陣の審査には出さないことを決め、もう少しエリアの一体化と醸成を進めた上で第二陣の審査で提出することを決めました。その締め切りはまさにもうすぐ。
伊豆市としては去年に引き続き修善寺温泉と、そして今回初挑戦の土肥温泉が第一陣で審査にかけています。まずはその2エリアの通過を祈って、天城湯ヶ島エリアも続いていくという姿勢です!

投稿者プロフィール

さとあや
さとあや
「すべての人に、ふるさとを。」
東京生まれ、東京育ち。楽天に入社し後半の5年間は「楽天トラベル」に所属。伊豆を担当した中でも「天城湯ヶ島」というエリアに恋をした人。東京からの移住に取り組むこと半年、伊豆市地域おこし協力隊に合格。そして7か月目ついに移住できる古民家に出会いました。天城湯ヶ島への想いと古民家プロジェクトを中心に綴ります。