伊豆市で「&」(アンド)イベントやります!

古藤田(コトウダ)さんとの出会い。

古藤田(ことうだ)とgoogleに打ち込んだなら、一番最初に出てくるのは「コトウダグループ」である。伊豆市にいたら一度は耳にしたり目にしたりすることがあるだろう。グループというくらいだから色んなことをやっているのだ。多くはカインズ修善寺店さんの側の道路にある大きな看板が飛び込んでくるコンクリート屋さんのイメージだろうか?もしくは伊豆市には珍しい“あの”移住促進拠点の「ドットツリー」の仕掛人というイメージだろうか。

というわけで移住前から耳にも目にもしていた、それが“コトウダ”である。

そんな古藤田社長とは移住して暫くしてご挨拶の機会があり繋がりが出来た。最初の印象はいわゆる社長さんで、さとあやはオマケ的にそこに座っていたので、言葉を交わすというよりは古藤田さんの想いを聞いている量のが多かった記憶である。

暫くして古藤田さんからお声をかけて頂き、事務所に伺うことになった。初回の挨拶でほとんど何も喋ってないからハッキリ言ってこの日が自分にとっては初めましてに近い。

古藤田さんのいるお部屋に通されてはじまる会話は独特だ。古藤田さんなりの気遣いなのか、何気ない会話から話してくれようとしているのだろうか。しかしながらその何気なさそうな会話が自分にとっては難しいと感じるのは理系脳からのアプローチだからだろうか。それでも「分かる」とか「分からない」のことではなく、そこに古藤田さんの優しさが滲んでしまっていることが重要だ。眉毛は「難しそう」な形をしているけれど、この人は実は優しいということが、“そういうところ”に滲んでしまっているのだった。

その日の話しはちょっと自分には知識がなさすぎていいアイデアが出せなかったなって思う不甲斐ない1時間だった。でも折角時間を割いてもらったのだから、何かしらは返したいなと思い、一晩あれやこれやと考えて役に立つかわからぬメッセージをお送りした。ハッキリ言って使い物にならない中身だったのではと思うが古藤田さんはやっぱり優しくて「うちのこと考えてくれてありがとう」と返してくれた。優しい人ということはさとあやの中で間違いないことになった。

株式会社わたしたち 中野さんとの出会い。

名前が印象的だ。聞いたら忘れない。忘れられない。事実1度聞いて、ここまで忘れたことがない。名前が印象的なだけではなくて、お会いしてズレがないのが忘れないという構成要素の1つを大きく担っている。それが伊豆の国市で2022年1月に起業したばかりの「株式会社わたしたち」だ。

古藤田さんから会わせたい人がいる、きっとさとあやは好きになるよ、と誰かは明かされないままお会いした、それが中野あゆみ社長だった。あった瞬間「あ!!!インスタとかTwitterで見たことある!!!」だった。

あゆみさん(と勝手に呼ばせてもらっている。最初は中野さんだったんだけど…許可も取らずいつのまにか今ではあゆみさん)は変わった経歴の持ち主で、JR職員、ウエディングプランナー、スクール講師の経歴ありという「何屋さん?」と頭に???がたくさん浮かぶ。株式会社わたしたちは4人の仲良しママさんで構成されているというのもユニークだ。

おもしろなかよしママさん達!っていうとプロフェッショナルに欠けるような表現だけれども、会ってみたらその言葉は瓦解する。そう、各方面のプロが集結しているチームなのだ。WEB制作周りやイベント企画、そして発信が強い、そんな印象をもったカラフルなひとたち、その代表があゆみさん、だ。

何かやってみる?のはじまりの日。

古藤田さんが、あゆみさんとさとあやを引き合わせたかったのはすごくよく分かった。あゆみさんとは言葉の解像度が近しいのと、古藤田さんの理系的なセンスを女性的視点と文系の要素で溶解するようなことだと、無理やり言葉にすればそういうことかなと思う。溶解した先に古藤田さんがこの土地で、この会社で、この人生でやりたいことを、何か面白い形で、凝固させてほしいってことだと取った(拡大解釈あってるのかは知らぬ・・・オイ。)

この日の様子を聞くに、古藤田さんと株式会社わたしたちさんは既にちょっと前からお話をしている様子で、今日は他の打ち合わせもあったようだった。それに何となく混ざっているさとあやの不思議さよ…。はじめは動画配信で何か出来ないかという方向性だった。

数日おいて、また古藤田さんに会うことになる。こないだの会議室で待って居ようと2階に登ると雑貨がめちゃくちゃあることに気づく。

ステキすぎるでしょ…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

さとあやの憧れが、何故かこの古藤田商店の2階に眠っている…。興奮しすぎて購入させてもらった…。さらに後日連絡を頂いたのだが、あれはほんの一部で奥からめちゃくちゃ出てきたとおっしゃるのであった。

見て…もう鼻血出ちゃう…ブー!

アルミのお弁当箱ー!!!!

なんと古藤田商店さん、昔はこのようなキッチン雑貨や骨董品を扱っていたらしい…!!相変わらず古藤田さんと話していると、声にならない声が聞こえて来る。(霊感じゃないよ)

  • プロ(生コンや建材中心を使う人)が集まるこの場が地域住民との繋がりがないことへの歯がゆさ
  • とにもかくにもおもろいことしたい!
  • 地域に貢献できることをやって経済を回したい!

(古藤田さんからそんなこと言ってねーよって言われたらどうしよう(‘◇’;)ははは)

そして浮かんできたさとあやのイメージは、この眠っていた「コトウダの骨董品」(ギャグ)を世に出すことで世代を超えて人が繋がれるような場所に、ここ「古藤田商店」が新しいスペースとなれるようなイベントが出来たらどうだろうかということだった。そしてこれを株式会社わたしたちさんの得意なWEBや動画発信と絡めたら…とにかく浮かんできた単語は

「開かれた場所」そして「繋ぐ」だった。

古藤田さんと株式会社わたしたちさんの動きは早い。ここからバレーボールの速攻だらけの動きになる。Aクイック!Cクイック!

ということで初めてのWEBミーティングがはじまり、終わった。決まったことはリアルなイベントをあの修善寺横の古藤田商店でやろうぜ!ということだった!

なにやる?いつやる?なんのためにやる?

イベントのコンセプトを決めるために株式会社わたしたちの中野さんと、これまた心強い竹岡望さん(これまたわたしは「のぞみさん」と呼んでいる)と1時間勝負でお話させてもらいながら3人で練り練り!のぞみさんは赤ちゃんをあやしながら、軽やかに会議だ。ほんと頭が下がる…!!!

修善寺のバーミヤンで1時間勝負のミーティング!

インスタグラマラスな國木あさみさんと知性爆発の尾杉まいこさんもLINEグループでがんがんと絡みながらイベントを作っていきます。

そこに古藤田さんからの完成度高いキラーパスが何度か飛んできて、いきなりイベントの完成度がどかんとあがる化学変化を繰り返し、イベントの輪郭は溶解し凝固し形になっていきました。

そして無事に日程は3月21日(月祝)に決まりました!!

そして1度で終わるイベントではなく、世代を超えて繋げていく、全ての人にとっての「ヨシ」を作り出していく、ということで今後も継続できることを見据えて企画をします。

そうなってくると一発で終わるのではなく続くわけで、かっこいいイベントとして周知されることに欲が出てきまして、ロゴが欲しいと思います。そこでミーティングで挙がったのは修善寺温泉街に店を構える「燕舎」さんでした。燕舎のオーナーである勝野さんは若くしてセンス抜群の修善寺出身のデザイナーさんです。修善寺温泉に行ったことがある人は「この店かわいい!」と思う店の1つでしょう。何度も足を運んだことがあったのですが未だにお会い出来ない方(運の悪いさとあや)、それが燕舎さんでした。

そんな燕舎さんに今回のロゴを頼もう!となり、数日後これまたあゆみさんと伺ったのです。ご挨拶からのコンセプト共有、という流れになりました。とってもプロフェッショナルな視点でこちら側の意図を汲みとってくださいました。打ち合わせの終わりに残ったものは楽しみだけとなりました。

数日後に燕舎の勝野さんからあがってきた何パターンかのロゴを古藤田さんと株式会社わたしたちさんとあれやこれやと会話しながら左のロゴになりました!

  • 左の丸いロゴマークは「&」を4つ組み合わせています。おしゃれなイベントにしたかったので我々はデニムをユニフォームとすることにしました。そこから来てデニムのボタンもイメージしています。
  • 「VOL.1」となっています。1回目のテーマはアンティークマルシェとファミリーイベントをテーマとしました。ここが毎回書き変わるロゴになっています。

テーマに沿って出店者を決める

このイベントに関わることになった企業の1つに「山本被服さんがいるのですが、先日日本最古のデニムを作った企業さん(yahooニュース)として話題になったことは記憶に新しいです。ユニフォームをデニムにしよう!というのも山本被服さんからもアイデアを得たのです。

ここまで来たら、テーマに沿って候補者を出していきます。世代を超えて集まれるために、どこにご出店頂くのがいいのか…色々と話をして、お誘いして、第一回目のご出店者さんが出そろいました。

  • アスルクラロ沼津(サッカーチーム/全力キックターゲット)
  • コトウダノセトモノ(昭和レトロキッチン雑貨)
  • イズバウンド(修善寺プリン)
  • 大地讃頌(地場野菜販売)
  • トヨタユナイテッド静岡伊豆の国店(車展示)
  • ママバトン伊豆(子供用品の物々交換)
  • 山本被服(デニム展示)
  • crieju/クリエージュ(クレープ)
  • L’incontro500/リンコントロチンクエチェント(石窯ナポリピッツア)
  • 【番外編】「&」特設お楽しみブース!

場所はカインズ修善寺店さん横の!国道沿いの!「古藤田商店」〒410-2412 静岡県伊豆市瓜生野32!です!!

開催時間は、3月21日(月祝)10:00-15:00です!

※当日は小雨決行、雨・強風中止となります。

※蔓延防止期間となります。会場では検温、手指消毒、お名前連絡先の記載のご協力をお願いします。

イベントページを「いいね」しておこうっ!

「&」(アンド)イベントページはInstagramとFacebookの2つをご用意しています。当日の開催状況や事前の情報は是非こちらからご確認ください。

★Instagram★>>>https://www.instagram.com/and.izu.event/

★Facebook★>>>https://www.facebook.com/and.izu.event

まずは第一回目!実行委員会の古藤田さん、株式会社わたしたちさん、伊豆市地域おこし協力隊さとあやで、今できることを短期間ではございますが形にしました。ここから子供のように育てて継続していくイベントにいたしますので何卒よろしくお願い申し上げます。ぺこり!

出店という形でご協力頂く皆様、「行こうかな?!」と検討し始めてくださっている皆様、1人1人がこのイベントを作っている大切なピースとして1枚の作品を創れたらこれほどうれしいスタートはありません。この「&」が伊豆にとっての「繋がり」と「はじまり」の場所になれることを願っています。

投稿者プロフィール

さとあや
さとあや
「すべての人に、ふるさとを。」
東京生まれ、東京育ち。楽天に入社し後半の5年間は「楽天トラベル」に所属。伊豆を担当した中でも「天城湯ヶ島」というエリアに恋をした人。東京からの移住に取り組むこと半年、伊豆市地域おこし協力隊に合格。そして7か月目ついに移住できる古民家に出会いました。天城湯ヶ島への想いと古民家プロジェクトを中心に綴ります。