天城湯ヶ島@静岡/伊豆に恋してる、について。

天城湯ヶ島に恋をしている、について。

 

恋をするつもりなんて全くなかった。
気づいたら心の中にあの人がいたの…

ってトレンディドラマかぃ!
トレンディドラマって言い方がもう古いんじゃないかぃ!

・・・興奮してしまった。
こんにちは。さとあやと申します。

今日は私が大好きな静岡県は伊豆市、天城湯ヶ島の恋ポイントについてです。

恋とは不思議なものです。

全く話がぶっ飛びますが、さとあやは小学校4年生から高校3年生まで集英社の「りぼん」へ少女漫画を持ち込みに行っていました。

そう。

読むだけじゃ飽き足らず、描き手に回ってしまう程の「恋」好きです。

恋愛とは言うものの、「恋」と「愛」は全く違うものと理解しております。

天城湯ヶ島については、私の中では「恋」の位置づけであり、「愛」まではまだまだかと自負している次第です。

まぁ硬いこと書いてるけど、とにかく、好きなんです。はい。

天城湯ヶ島との出会い

2005年楽天株式会社に新卒で入社してすぐ、「みんなの就職活動日記」の部署に配属されます。新卒採用の担当者の方が私のお取引先です。その部署での最後の1年は企業のマーケティング部だったり広告代理店さんが営業先でした。

入社して5年たったころ、希望で楽天トラベルに異動しました。自分でもすごいなと思いますが「一番興味ない部署に行こう」というのが選んだきっかけの1つでした。

 

さとあやは血縁関係の繋がりが薄く、交友関係も広く浅くな人だった為か、旅の喜びを知りませんでした。(旅行って楽しいどころかむしろお金がかかるだけで人間関係疲れるし…みたいな…。すごい人生観ですね。自覚はなかったけど当時の私は人生に諦め果てていたことが今ではわかります。笑)

仕事で関われば自分の興味も広がるだろうし、何かあると思ったのです。

 

配属は伊豆箱根営業部という花形部署でした。が、この時期が激動のタイミング。楽天トラベルの改革がピッタリカンカンで始まった時期だったのです。それに伴い伊豆箱根の担当が安定していないということが起きていました。

さとあやはこの担当エリア全体の中でも、鉄道がない、アクセスが厳しい西伊豆を担当。(免許あってよかったーーーーーー!あったから配属されたんだろうけれども。)

 

ほどなくして、中伊豆の担当が、色んな状況により、突如欠番。ただでさえ西伊豆も回り切れないほど広いエリアなのに、中伊豆も“とりあえず”持つことに。(内心「がびーん」)

 

ですから、最初は全く中伊豆には手が回らず。出張で赴くことはおろか、電話もできない状態でした。なんせ、担当施設は何百施設となりますもので…。

 

そして施設様側からしたら「なんでこんなに連絡取れないんだ」というやきもきした思いがあるのは当然で、電話で話すたび、会うたびにご意見をもらうような日々を過ごしておりました。(正直きつい・・・涙)もうどれくらい経ったか忘れてしまいましたが、ようやく西伊豆の担当者が配属され、私はついに1つのエリアのみの担当になりました。それが中伊豆エリア、でした。

 

楽天トラベルにおいての【中伊豆】の区分は大きく分けると
・伊豆長岡
・修善寺
・天城湯ヶ島
という感じになります。

 

で、伊豆長岡と修善寺は電車があるのですが、天城湯ヶ島は電車ではいけない場所です。中伊豆の中でも割とご挨拶が後半になった天城湯ヶ島。

 

で、初めて天城湯ヶ島に会いに行った日、今でも覚えていますが
「なんじゃ?!ここは?!?!?」
って思ったんですよ。いや、なんじゃここは、って…そんなひっくり返るような風景を見たわけではないんですよ?

 

例えていうなら
さとあやは、初めてパクチー食べた時のような衝撃をうけたわけです。
(例えどうにかならんか)

 

説明できませんこの味。
なにこれ。
みたいな。

ぴっかぴかの太陽
てりてりの田んぼの緑
なんかかっこいい蕎麦屋
静かな渓流、かつ、すごい透明度
見渡す限り緑!しかも何種類ものみどり!!!!
緑・みどり・ミドリ・ミドリ・MIDORI!!!!!

それは小さいときお母さんに買ってもらった12色以上の色鉛筆の衝撃と同じで。緑じゃないの、それ?え?ビリジアン?!何それ!みたいな感じで。

天城湯ヶ島の風景は感動と驚嘆と、それ以外の説明できない何か。バファリンの半分はやさしさで出来ているが、この時の私は何が何%か言えないです、はい。

 

ということで。私がこの時、天城湯ヶ島と恋に落ちたことは、随分後で振り返ったら、「あー、あの日の、あれが恋だったのね」とわかるやつですが、その日も、その後もしばらくはよくわかってなかったです。昔話は一旦ここまでにしておいて。さて!

 

恋する5ポイントin天城湯ヶ島!

恋するポイント①無限大の緑

緑には何種類もあるんだね。そうなんだね。

茶色にも何種類もあるんだね。本当に美しい。
そしてみずみずしい。

国の登録有形文化財に指定されている「おちあいろう」さんの敷地内にある吊り橋です。茶色と緑の2色で構成されるとても好きな場所です。

恋するポイント②キラキラの渓流

透き通りすぎーーーーー!

見とれちゃう!!

飛び込みたい。(飛び込まない。)

恋するポイント③歴史ある建物(大正ロマンとか明治とか昭和初期とか)

 

木と、川のコンビネーション。本当に素敵。こちらも「おちあいろう」さんの敷地内の風景です。

文豪井上靖の生家「上(かみ)の家」(写真左)。先日クラウドファンディングに成功して、これから改修に入ります。弘道寺がすぐ近くにあります。いつも整然としていて素敵です。(写真右)

 

恋するポイント④さりげない温泉とさりげない人のあったかさ

天城湯ヶ島の一番最北端に位置する囲炉裏のあるお宿です。
>>>いろりの宿 三吉 さんといいます!

民宿と旅館の間です。ある程度セルフサービスで、ある程度接客してくれます。友達と行くとか、家族で行くとか、ある程度自由にしたいってメンツの時におススメです。インターネットだけの情報だとたまに誤解されちゃうこともあるのですが、このちょうどいいほっとかれ感は、ハマる人にはまる宿です。ご主人のお人柄が出てるなと思います。

この構図たまらんのです。囲炉裏っていいですよね。女将さんもご主人もあったかくて優しい。地元の方もおすすめしてくれる、人情味あふれる宿です。

 

こちらは青羽根製材所の職人さんたち。いつも優しい。このカンナで削ぎ落した木くずも、都会っ子の私にとってはとても貴重なもの。物珍しい。

恋するポイント⑤山葵!WASABI!!

浄蓮の滝のお尻から続いているので「滝尻わさび園」さんという名前!

水が綺麗だからこその美味しいわさび。本当に香りが最高!!!!!

売り切れ続出だけど、タイミング見て買おう!笑。ベースに出店していますので是非風味豊かなわさびを味わってくださいませ。

そして・・・わさびといえばやっぱりこれだよね!!!!わさび丼。さとあやは宿泊する際、食べない時はほぼありません。基本的に天城湯ヶ島にある旅館ではどこでも出してくれるくらいの名物。食べられるところリンクしておこう。(もちろん古巣の楽天で)

・天城湯ヶ島温泉 白壁 和とモダンが織りなす里山の古民家

・水のみち 風のみち 湯ヶ島 たつた

書いていてトキめきまくりです。いい夢見れそう!!笑
それはまた!ふがーーー!!🐗

 

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投稿者プロフィール

さとあや
さとあや
「すべての人に、ふるさとを。」
東京生まれ、東京育ち。楽天に入社し後半の5年間は「楽天トラベル」に所属。伊豆を担当した中でも「天城湯ヶ島」というエリアに恋をした人。東京からの移住に取り組むこと半年、伊豆市地域おこし協力隊に合格。そして7か月目ついに移住できる古民家に出会いました。天城湯ヶ島への想いと古民家プロジェクトを中心に綴ります。