6月11日(日)映画『杜人(もりびと)~環境再生医 矢野智徳の挑戦』の伊豆市上映会を開催しました。
ついに上映会6月11日がやってくる。
この映画を行うに当たって集中すべきことはただ一つ。「集客」だ。間違いなく1人では出来ない。何せ劇場は最大420人超が座れるのである。
今回はたくさんの協力者がいる。
湯ヶ島地区・月ヶ瀬学区の地域づくり協議会。伊豆市、茅野はちくぼ会、狩野川俱楽部。そして個別に引き受けてくれた事業者さんや個人のみなさんだ。前売りチケットや事前WEB予約してくれた人が全員来るとも限らないし、繰り返すけど何せとにかく広い会場だからーーーーーーーーーーーーー!
迎えた当日。開場は9時30分!
開場5分前の9時25分…パラパラの人出…6人くらい…いや…8人位…?
座席がスカスカの会場になってしまうのか?オソロシイ…。
それでもやっぱり来てくれた人に「ようこそ!」って言えることがとても嬉しくて、わざわざ映画を観に伊豆のど真ん中の天城会館まで来てくれたことが有難かった。
時間は9時40分くらいだろうか。会場の入り口から外が見える場所に移動して、駐車場に目をやった。
「!!!!!」
車がどんどん入ってくる!!途切れることなく入ってくる!
そしてどんどん会場へ歩いてくる!!!
中にはさとあやを見つけて話しかけてくれる人や、馴染みのある顔もある。
う・・・嬉しい・・・( ;∀;)
しばらく入り口でお越しになる皆さんへの挨拶や、ご案内をして9時50分辺りでひょこっと会場を覗いて、またビックリ。
かなり席埋まってる!!!!
さらに、駐車場がアワアワしてる。「ちょっと駐車場が混んできたから応援行ってくる!!」と男性陣がニンジン棒持って走っていく。なんて頼もしい。駐車場への入り口が渋滞になっているの初めて見た…!
そうこうしているうちに10時を迎えようとしていた。私は最初に挨拶をするため舞台袖に向かったが、あの駐車場の感じだと時間通りについたけど、駐車場に入れなくて冒頭見逃す人が来るだろうなと予測がついた。5分遅らせる判断をして挨拶をスタートさせた。
壇上に立ってみるとほぼ埋まっているように見えた。(※ちなみに最大420人以上の席が出せるが、一番前のブロックは出さないで行うことを決めたので、たぶん300席くらいになっているのではないかと思う)
たくさんの方の事前のご協力、そして当日の多大なるサポートがあって、この会が開けたことは感謝でしかない。
上映前冒頭あいさつ
みなさんおはようございます。さとやまつくる株式会社の代表やってます佐藤と申します。本日はお足元が悪い中お越し頂き誠にありがとうございます。今日の映画は1時間半とちょっとになりますけれども、こちらの映画私は2月に修善寺の小さなカフェで観させて頂きました。私はここに移住して1年半ちょっと経ちましたけれども、東京で生まれ育ちまして、自然とは随分遠い世界で生きていました。その私が湯ヶ島に今移住してとても山を近くして生活しています。その中でこの映画を観まして非常に感銘を受けました。山がこの地球にとってどういう機能を果たしているのかを心の奥底で受け取ることが出来ました。
事前に観ていただいた方が今日2回目、3回目と観るためにお越し頂いている方がいるんですけれども感想がかなりバラバラでして、たぶん皆さんも随分1人1人多様な感想をお持ちになるのではないかと思います。楽しかった、つまらなかった、ということともう一個、「この映画でどんな体験しましたか?」とみなさんが聞かれた時に、何か一つ答えられるようなものを持って帰って頂けたら幸いです。
本日は見終わった後に、映画に沿ったパンフレットを販売していますのと、この映画を観ると自分もちょっとシャベルを持ってみたい!スコップ持ってみたい!と思うような映画なんですけれども、これに沿ったワークショップもご用意してますので、ご興味ある方は実践してみようというところまで来ていただけたら幸いです!それでは映画杜人今から上映開始いたします、お楽しみください。
雨の恵みと思い込み
雨だからだろうか。農作業や行われるはずの野外イベントがなくなり、上映会に来ることになった人たちがたくさんいたように思う。前売りチケットは午前の方が多かったのだが、当日チケットは午後のが売れていた。イベントは晴れればいいと思い込んでいたが、そうではないほうがよいこともあるんだな。
ところで前売り段階でもひとつ勝手な思い込みをしていた。「この映画はご近所の高齢の女性は興味ないかな…」というものだ。天城湯ヶ島という山の近くにずっと住んでいるし、自然のことなんて今更見たくないって思うんじゃないかと思い込み、目の前に住んでいる仲良しのおばあちゃんに映画の話をすることが遅くなった。
すると予想に反して「私森が好きだから嬉しいわー。日曜日の楽しみが出来た!」とすぐにチケットを買ってくれた。またおばあちゃんは車がないから、隣の方が観てくれたら一緒に車で行くことが出来るなと思って、言ってみることにした。すると「あ、これ新聞折込に入ってて気になってたの!行く行く!」そしてもちろんおばあちゃんを車に乗せてくれることになった。
また別のところでは「あのお家の奥様のところにも行くといいよ」と言われ訪ねると、「あなたがチケット売りに来るの待ってたわ!」と言われた。ああ、思い込みって本当に当てにならない!これらは全て高齢の女性たちだった。
見終わった後も、その世代の女性たちから「良かった!」という感想は止まらなかった。この映画にこの分野に世代も性別も関係ない、改めて思ったのだった。
空間編集舎、モノ編集舎の佐藤社長と初対面
また今回は空間編集舎の佐藤社長(合同会社モノ編集舎のCEOでもあります。)をご招待した。実は佐藤社長とは先日金融機関の佐藤さんに引き合わせてもらって、オンラインミーティングで会ったばかりの方だった。3人とも苗字が佐藤のオンラインミーティング(人生初!)では、世界観や関心がとても近く共感しっぱなしであった。是非とも会いたいと思った。そしてこの方には「杜人」からきっと多くのことを感じてくれるに違いないと思って、遠い場所なのを知っていながら鑑賞しませんか?とご招待した。
当日佐藤社長ははるばる来てくださっただけでなく、引き合うきっかけととなった柚子商品のお土産を持って来てくださった!!!!
「世界で一番濃いスパークリング柚子」である。なんとこの商品はアマン東京に入れられている超高級品だ。行き先のなくなってしまった柚子をリブランドしてここまでかっこよいパッケージに仕上げた。瓶の入っている紙筒は柚子の花なのだが、花束を贈るように大切な人へ渡したいという想いからこの筒に大切に入っている。そういう考え自体が素敵!この商品はモノ編集舎さんが作られています。他にも素敵な商品がいっぱい!センスの塊!
ちなみにお味も最高。グラスに塩をつけ、柚子スパークリングをジンで割る。なんて贅沢!!
最後に告知:映画「杜人」に沿ったワークショップやります。
挨拶でもお伝えした通り、この映画を観るとシャベルやスコップを持って自分でも何かをしたくなります。ということで、伊豆市にいらっしゃる、矢野さんのお考えに一番近い弟子のような存在の庭師の高橋洋平さんを講師に迎えて「土地の再生・水脈整備ワークショップ」やります!
🟠【 ①6/24(土) 参加申込フォーム】土地の再生・水脈整備ワークショップ@湯ヶ島ビレッジ(参加人数20名まで)
▶Facebookイベントページ
▶お申込みフォーム
https://forms.gle/F6GPjngxamLPqEgz5
🟠【 ②7/1 (土) 参加申込フォーム】土地の再生・水脈整備ワークショップ@湯ヶ島ビレッジ(参加人数20名まで)
▶Facebookイベントページ
▶お申込みフォーム
https://forms.gle/eoZSzhFMtfgLSQbz6
最後に、自分でもやってみたい!って人はマニュアルが販売されているのでそちらも覗いてみてくださいね!!!!
投稿者プロフィール
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「すべての人に、ふるさとを。」
東京生まれ、東京育ち。楽天に入社し後半の5年間は「楽天トラベル」に所属。伊豆を担当した中でも「天城湯ヶ島」というエリアに恋をした人。東京からの移住に取り組むこと半年、伊豆市地域おこし協力隊に合格。そして7か月目ついに移住できる古民家に出会いました。天城湯ヶ島への想いと古民家プロジェクトを中心に綴ります。
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