やってみなはれ精神って重要だって思う。道の駅天城越えで働かせてもらいました。

移住した理由の1つでもある「地域に潜る」ということ

移住を考える時にいつも思い浮かぶ映像がある。それは水中カメラの視点で、上から人間が

どぼーん!!!

と投げ込まれて水中に入ってきた映像。衣類は水に揺れて、白い気泡が身体に纏わりつき、それがどんどん上へと登っていく。映像はそこまで。

そしてこれが私の「移住」のイメージだった。

どういうことかというと、東京から天城湯ヶ島の家を探し、伊豆市に足を運び、伊豆の会議に参加させてもらったりしていたのですが、結局のところ、あの映像のようにはならないなと。水面から水中に向かって手を入れてみたり、大きな声を出してみたり。最終的には水中は本当にはどんなところなのか、どんな体験なのかは投げ込まれない限り見ることが出来ない世界だと。

だから、本当に天城湯ヶ島の未来に携わりたいのであれば、移住する必要がある…さっきの話で言う水中に入る必要があるということだった。ちなみに水中に入ることが正しいって言いたいのではなく、さとあやの性質上、水中に入らないと理解できないタイプ。いや、腹に落ちないというか…。うん、理解力が無いのだと思います(笑)さとあやは飛び込むことが水にあっている、ということです。

本当に天城湯ヶ島を盛り上げて行きたいなら身体を持っていこう。本気で地域に入ろう、いや潜ろう、と思ったのです。

「やってみなはれ、やらなわかりまへんで」
サントリーグループ創業者・鳥井信治郎

まさにこの言葉のことかな、と。


さとあやは移住定住を促進するミッションで今協力隊をやらせてもらっていますが、「雇用」は移住定住に必要な要素。観光に何度か触れて「移住したい」って思う人もいますから観光も重要な要素。結構移住定住ってオールマイティくらいのテーマで、結局のところ「いい!」って思ったものは何でもやることが大切だなって思っています。

その1つとして先日お願いしてアルバイトしてきました。厳密にはパートというらしいです。場所は道の駅天城越えです。浄蓮の滝観光センターさんが運営している売店で売り子さんしてきましたっ!

レジ打ちを教わり、陳列をし、お掃除をし、接客をして。観光地においてこっち側になったのは初めてでめっちゃ楽しかった!!!
ちなみに接客のアルバイト経験は高校生のミスタードーナツのみ😂ミスドのレジは当時、1種類1種類ドーナツのボタンがあってそれを押す。バイトに入る前、レジ打ちの素振りをするために紙のレジのボタンを押しながら位置を覚えたのが懐かしい…。

お土産屋さんのレジは基本的にはバーコードが多い。その点では全然やりやすい。今はコンビニや大型スーパーにはセルフレジがあるので馴染みがあります。一部イレギュラーのものだけはボタンをポチってするタイプです。横に大先輩がついてくれてレジをやりました。「どうやるの?!??ヾ(゚д゚;) 」の連続でしたが何人かのお客様を対応させてもらったら少し落ち着いて出来るようになってきました(笑)

観光客の人を接客側から見る視点

さとあやは楽天トラベルにいましたから観光に携わってはいましたが、接客するという場所に立ったことはありません。私がやっていたのは主に宿泊施設(旅館・ホテル・民宿・コテージなどなどを経営・運営するみなさま)とのやりとりでした。

今回は間近に観光客の方の視点を垣間見ることが出来ました。

  • 家族連れ
  • 1人
  • カップル

みんな色々と話しながら、動きながら買い物したり、しなかったり。

購入していく人たちを見てみると「○○ちゃんにはわさびだよね!」「何これー面白い。かってこー!」という会話や、1人でうろうろしながら丁寧に何種類も選んでカゴに入れていく。

当たり前のことだけど大事なことが見えてきました。

みんな誰かのことを想って買っていく

それが一番印象に残ったことでした。

言われてみれば確かにそうなんだけど( ´ⅴ`)

お客さん側にいる時はそんな第三者的に自分をみていないので( ´ⅴ`)

自分の為に買っていくのはお子様たちが多い。おもちゃコーナーへの食いつきすごい!おかあさん、おとうさまたちも一苦労。おつかれさまです…!!!

あとは道の駅天城越えらしい商品である「わさびソフトクリーム」と「猪まん」「鹿まん」がその場で自分の為に食べる人が多いです。みんな興味津々です。「わさび?!」「鹿?!本物?!」

肉まんのこの機械。はじめて開けた!はじめて紙に入れた!新鮮!!!コンビニの定員さんの素早さを尊敬する!!!!

次はソフトクリーム巻けるようになりたい(笑)

ふがふがふが!🐗

投稿者プロフィール

さとあや
さとあや
「すべての人に、ふるさとを。」
東京生まれ、東京育ち。楽天に入社し後半の5年間は「楽天トラベル」に所属。伊豆を担当した中でも「天城湯ヶ島」というエリアに恋をした人。東京からの移住に取り組むこと半年、伊豆市地域おこし協力隊に合格。そして7か月目ついに移住できる古民家に出会いました。天城湯ヶ島への想いと古民家プロジェクトを中心に綴ります。